ポール・ウィリアムズ(Paul Williams 1940年 – )は、アメリカ合衆国の作曲家、歌手、シンガー・ソング・ライター、俳優。米国作曲家作詞家出版者協会会長(2010年~)。俳優としてよりも、カーペンターズなどへの楽曲提供者として知られている。俳優としては、『ファントム・オブ・パラダイス』(74年)の悪役のスワン役が主な活躍である。フィリップ・K・ディックの研究家で音楽評論家のポール・ウィリアムズや、テンプテーションズのポール・ウィリアムズとは同名異人。血液型 は A型。
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Paul Williams / ポール・ウィリアムスの経歴
1940年ネブラスカ州オマハに生れる。
俳優を志して、ネブラスカからハリウッドに上京してきたポール・ウィリアムスは、同時に音楽活動も行っていた。いくつかの挫折を経験した後、ロジャー・ニコルズと出会い、意気投合し、楽曲を作ることになる。
このロジャー・ニコルズとのソングライター・チームは、1970年代を代表する名曲を作り出していくこととなる。
Paul Williams / ポール・ウィリアムスの代表曲
・ギター、キーボード、ボーカルなどを担当。スリー・ドッグ・ナイトの「オールド・ファションド・ラブ・ソング(Old Fashioned Love Song)」、「アウト・イン・ザ・カントリー(Out in the Country)」「ファミリー・オブ・マン(Family of Man)」などの名曲の作曲者でもある。
・『ファントム・オブ・パラダイス (Phantom of Paradise)』の映画音楽が有名。
・『スター誕生 (1976年の映画)』の主題歌『エバーグリーン(Ever Green)』(作曲がバーブラ・ストライサンド、作詞が彼)でアカデミー歌曲賞を受賞した。
・カーペンターズのヒット曲の作曲者。
『愛のプレリュード (We’ve only just begun)』
『雨の日と月曜日は (Rainy days and Mondays)』などのヒット曲がある。
ロジャー・ニコルズとの共同作業だったが、2人のコンビは長く続かなかった。